学校では教わらない意識の使い方

[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]

AIの登場で便利になる一方、多くの仕事がなくなるなど世界は大きく変わっています。その中で、最後まで残るといわれているのがスピリチュアル。いわゆる精神、メンタルですね。今回は、意識の使い方でどのように人生が変わるのかを考えてみたいと思います。

物事のとらえ方はあなた次第

同じものを見ても、人によって思うことはそれぞれです。小さい子を見たときに、「可愛いな」「将来が楽しみ」と思う人もいれば、「子育ては大変そう」「教育費がかかるだろうな」と思う人もいるでしょう。あなたがどんな風にとらえるかによって、目の前にある現実の見え方は全然違ってきます。意識の向け方ひとつで、こんなにも変わることをご存じでしたか?

いますぐ幸せになれる

幸せな状態とはお金や物があるからではなく、あなたが「幸せ」と感じれば幸せです。例えば、「お金がなくて欲しいブランドのバッグが買えない」「旦那が全然出世しない」「子どもが言うことをきかない」「今の仕事は退屈だ」「上司が嫌いだ」など、「ない」ことにばかりに目を向けていると不満だらけになってしまいます。まったく同じ状況にいても、「愛する家族との時間が充実している」「大好きな趣味に打ち込んでいる時間は最高」「ゆっくりお風呂に入るのはわたしの癒しの時間」「同僚は良い人ばかりだから仕事にいくのが楽しい」というように明るい側面に目を向けていれば、心が満たされて幸せですね。


幸せかどうかは誰にとっても重要なことですが、それさえもあなたの心が決めるのです。これからは、自分の意識がどこに向いているかに注意してみましょう。「ない」方に向いていると気づいたら、矢印を反対側に向ければいいのです。意識をどこに向けるかによって、あなたの気分や感じ方が違ってきますから、慣れるまでは練習だと思ってやってみてください。

自分の気分は自分で選ぶ

そこで知っておきたいのが、あなたの気分は自分で選べるということです。普通は、起きたことに無意識に反応して、感情が出てきます。そのままだと、イライラしたり、怒ったり、妬んだりと、ネガティブな感情に飲み込まれてしまうこともありますが、そういうときこそ、無意識に反応しなければ周りの状況とあなたの気分は関係がないこと、自分の感情は自分で選べることを思い出してください。理不尽な目にあっているときでも、怒らなくてもいいのです。どんな気分でいるかは自由なので、そういうときでも「良い気分」を選んでもよい訳です。慣れないと信じられないかもしれませんが、日常で練習すればできるようになりますよ。引き寄せの法則で一躍有名になったエスター・ヒックスの『サラとソロモン』には、このことがとてもわかりやすく書かれているので、ぜひ参考になさってください。

これはどんなときにも使えますが、特に問題が起きたときには有効です。問題が起きると、「どうしよう」「困った」「わたしのせいだ」「何でこんなことに」など、心が揺れると思います。心が揺れるのは出来事に対して反応している状態ですね。そこで「どんな気分でいるのか自分で選ぼう」と思い出して冷静な気分を選べば、リセットできて、あたふたすることなく問題を客観的に見ることができ、それを解決するには何をすればいいのかを考えることができます。

ポイントはあなたの波動

どんな気分でいるかを選ぶことは、あなたの波動を変えることにもなります。ポジティブなときや心が穏やかなときには波動が高く、整っていますが、ネガティブな気分になると波動が落ちてしまいます。すると、落ちた波動に見合う現実がおきますから、泥沼化していく可能性が高くなりますね。それを断ち切ってリセットするためにも、「自分で気分を選ぶ」ことがとても役立つのです。


同じような波動のものが引き合うのは、宇宙の法則です。ですから、高い波動でいればそれにふさわしいことが現実になりますし、低い波動のときにはそれに見合ったことが現実になります。それを考えても、常に「良い気分」を選んで波動を整えておくといいですね。

あなたの意識が現実を創る

自分の意識が、波動が現実を創るなんて信じられない、という人がいるかもしれません。今は信じられなくてもいいから、実験だと思ってやってみませんか? 良い気分でいる時間をできるだけ長くしてみるのです。それを続けていると、以前よりも良いことが起きるようになったり、シンクロが起きることが増えたのに気づくと思います。

わたしは本の出版が決まるかどうかという日は、温泉にいって一日良い気分で過ごしていました。そうしたら、夕方にスマホを見たら良い知らせがいくつも入っていて、良い気分でいることや良い波動でいることは即効性があると実感したのでした。


若いころのわたしは、心の大切さを全くわかっていませんでした。その後、いろいろなことを学んで、心が、意識がどれだけわたしたちの生き方を左右するのかを知った今、どうしてこのことを子どもに教えないのだろうか、子どものころに知りたかったと思っています。おそらく、今でも教育者の多くは昔風の教育で育ったために、心よりも頭を重視していることが大きいのでしょう。でも、これを読んだあなたは、今から変わっていけます。決して遅くはありません。自分の中に眠る宝ともいえる心を上手に使って、望む人生を創っていってくださいね。


開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら

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