真似したい! 開運する人の考え方

[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]

以前に行動を変えて運を良くする方法を取り上げましたが、今回は考え方を変えて開運しようという提案です。自分で運を開く方法のひとつですが、特殊なことはなにもありません。ここでご紹介する考え方は、いずれもわたしの開運の師匠が常々おっしゃっていたことでした。そのお陰でわたしたち弟子もその考え方をインストールすることができて、ありがたかったです。初めて聞くことも、知っていることもあるかもしれませんが、開運したい方はぜひお読みくださいね。

開運する人の共通点

開運する人に共通しているのは、前向きだということ。過去にとらわれず、割り切りもよくて、基本ポジティブです。そして、トラブルがあっても立ち直りが早い。つまり、一時的に波動が下がってもすぐにリセットするので、波動が高めで安定しているからこそ開運する訳です。

開運する人の考え方

そんな共通点をもつ人達は、どのような考え方をするのでしょうか?

 物事の良い面を見る

同じ物事でも、どこに目を向けるかによって見え方は全然違ってきます。ネガティブな人は悪い面にばかり目がいって負のスパイラルに陥ってしまいますが、開運する人はその逆。良い面を見るので気分が良いだけでなく、可能性が見つかったり、それを活かす方法を考えることもできます。

どんなところに目がいくのかは、心の癖のようなものです。これまで悪い面に目がいっていた人は、良い面を探すことからはじめましょう。やりやすいのは、会った人を見て、目についた良いところ、素敵なところをほめることです。はじめは練習だと思って、意識的に良いところを見つけます。着ている服でもアクセサリーでも持ち物でも、メイクでも、髪型でもネイルでも、その人の笑顔やしぐさ、話し方でも、なんでもいいんです。とってつけたようなお世辞ではなく、本当に「良いな」「素敵だな」と思ったことを伝えればOKです。

このやり方はコーチをしている友達から学んだものですが、お互いが気持ちよく、場の雰囲気も良くなるので、人間関係に悩む人には特にお勧めです。慣れてくると自然にできるようになりますし、人の良い面に目が向くようになれば、物事の良い面もすぐに見つかります。

 良いとこどりをする

良い面に目が向くようになったら、次は良いとこどりをしましょう。良いとこどりとは、良いところだけを真似することです。どんなものにも良い面と悪い面がありますが、その良い面のうち、自分に合うものを真似するのです。良いとこどりと聞くと、ずるいと思う人がいるかもしれませんが、そんなことはないのでご安心くださいね。

なぜなら、そっくりそのまま真似る、いわゆるパクリではなく、自分のものとして取り入れて自分流にするからです。ただ真似するだけでは二番煎じで、しかも本物ではないから劣化したコピーになってしまうので、注意してください。

わたしの開運の師匠は良いとこどりの名人でした。開運カウンセラーのコースでは四柱推命、九星気学、姓名判断、易、地相家相、神社鑑定などいろいろなことを教わりました。ひとつの手法には得意不得意がありますが、良いとこどりでいくつもの手法を組み合わせたお陰で、物事を多角的に見られるようになったのです。

 完璧でなくていい

これも師匠の口癖ですが「すべてを完璧にできなくてもいい。自分でできる精一杯のことをしなさい」つまり、完璧にできればそれに越したことはないけれど、いろいろな事情で完璧にできないこともあるから、そういうときは自分のベストをつくしなさいというのです。


完璧にできなかったと落ち込むより、精一杯のことをしようと前向きに進むのですね。これも物事の良い面を見る考え方に通じています。いつもベストをつくしていれば、少しずつでも完璧に近づいていきます。

 より良くなる方法を考える

ベストをつくしながらも、「より良くするにはどうすればいいだろう」と常に考えて工夫することも大切です。ただ闇雲に進むよりも、「より良くする方法」を模索する方が向上していきますね。これも考え方の癖ですから、いつも「より良くするには?」と考えていると、無意識にそう考えるようになります。

 良い意味で忘れっぽい

良い意味でというのは、過去のことや失敗は忘れて、それを引きずらないということです。同じ失敗を繰り返さない、問題点を改善するのはいいのですが、いつまでもそこに囚われず、前に進むのがポイント。嫌なことをいつまでも思い出して、そのたびに嫌な気持ちになっても良いことはひとつもありません。そんなことはさっさと忘れて、楽しいことや嬉しいことに意識を向ける方が、ずっといいですよ。


意識を向けたものはエネルギーが拡大するという法則があるので、嫌なことばかり思い出していると、そのエネルギーが大きくなって、同じようなことがまた起こる可能性もあります。その意味でも、嫌なことは忘れて、楽しいことに意識を向けるのがお勧めなのです。

 切り替えがはやい

5と似ていますが、開運する人は嫌なことがあってもそれを引きずりません。気持ちを上手に切り替えて、前に進みます。停滞している時間が少ないからこそ、開運するのですね。気持ちの切り替えには、5の「嫌なことは忘れる」が役に立ちます。起きてしまったことは仕方がないと開き直って、それを解決するには、改善するにはどうすればいいのかを考えましょう。これは4の「より良くなる方法を考える」の延長線上ともいえます。


開運する人の考え方をわかっていただけましたか? 特に変わったことはないとはいえ、慣れないうちは全部いっぺんにするのは大変かもしれません。ひとつずつでもいいので取り入れていくと、あなたも開運体質になりますよ。やりやすいものから試してみてください。


開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら

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