自分らしく生きよう

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「自分らしく」という言葉をよく聞くようになりましたが、自分らしさとは、自分らしく生きるとはどういうことなのでしょう? 今回は、わかっているようでいて案外あやふやな「自分らしく」に焦点を当ててみます。

自分らしく生きるとは

自分らしく生きるというのは、言い換えれば自然体でいる、ありのままで生きるということです。世間や他人の評価を基準にするのではなく、自分の気持ちに正直に、やりたいことや好きなことをしていくのが、自分らしく生きるということ。世間の基準に合わせようとすると皆と同じ行動をしなければいけないと思ってしまいますが、無理に同じにしなくてもいいのです。

自分らしく生きるというと、自己中心やわがままと思う人もいますが、それは誤解です。自分らしくいること、自然体でいることは他の人とは関係ありませんから、純粋に個人の問題です。自分軸がしっかりしているともいえますね。ただし、そのために他人に迷惑がかかるとか問題が出てくる場合は、それを解決する必要があります。

すべては自分次第

どんな風に生きるかは、あなたの自由です。親のいう通りに良い大学に行き、大きな会社に入る道を選ぶ人もいれば、自分の好きな道に進む人もいます。世間や常識にしばられず、自分の価値観に従って生きることこそ自分らしい生き方といえます。

自分らしく過ごすと、従来の典型的な生き方とは違うことが多いかもしれません。「~でなければならない」という観念は捨てて、頭をやわらかくしましょう。自分の考えは人と違うけどいいのだろうか、こんなことをしたらどう思われるだろう、などと心配する必要もありません。自分らしく生きるために一番優先すべきなのはあなたの気持ちです。自分の気持ちを無視したり、ないがしろにしないことが大切です。他の人と違うのは少し怖いものですが、無難な生き方はあなたの個性を殺すことになるので、型にはまったような生き方から出ると決め、勇気をもって一歩踏み出してくださいね。

自分らしく生きるために心掛けたいこと

自分らしい生き方をするために心掛けたいことがあります。
それは、
世間や常識にしばられない
他人と比較しない
自分や他人を否定しない
皆に好かれようとしない
失敗を怖がらない

自分らしさは、常識や他人の考えで決まるものではありません。意識を外側に向けるのは、この際やめましょう。意識を向けるべきは内側、あなたの気持ちです。

自分らしい生き方をするには

といっても、いきなり今の生活をがらりと変える必要はありません。もちろんそうしてもいいのですが、好きな色の服を着るとか、インテリアを自分好みにするとか、入ってみたかったお店に入るとか、自分にも抵抗がないように少しずつ変えるのがお勧めです。


日本では皆と違うことが悪いことのように思われていますが、皆との違いこそがあなたの個性です。これからは多様性の時代ですから、恥ずかしいと思わずに、堂々と個性を出していきましょう。

これまで周りに合わせてばかりいた人は、自分がどんなものが好きなのか、何をしたいのかがわからないこともあります。そういうときには、気になることや面白そうと感じること、「これいいかも」と思うものなど、自分のアンテナにひっかかったことを試してみてください。いろいろやってみると、どんなものが好きなのかがわかってきます。

あなたが自分らしくいたいと思っても、環境によってはできないこともあるでしょう。ありのままの自分を受け入れてくれる、自然体でいられる環境に身を置くことも大切です。そうすれば、自分らしくいられるだけでなく、とても楽にリラックスしていられます。

ポイントは楽だということ

自分らしく自然体でいると、リラックスして楽になります。でも、これまでの生活を変えることで心が苦しくなるのでは本末転倒。あなたが心地よく楽にいられる状態を選んでくださいね。他人の目を気にしすぎるのは良くありません。「わたしはわたし」と胸を張って、自分の好きなようにするのがお勧めです。自分が気にするほど他人はあなたのことを気にしていません。誰でも、一番関心があるのは自分のことだからです。はじめは「あれ? 変わった?」と思われても、すぐに慣れて「あの人はあんな風」と認知されますから、心配することはありません。

わたしの妹は小さいころからスカートが嫌いで、当時の幼稚園~高校では女子の制服はスカートと決まっていたため仕方なくはいていましたが、家に帰るとすぐにズボンにはきかえていました。それは大人になっても変わらず、大学に入って私服になると冠婚葬祭以外はスカートをはいたのを見たことがありません。冠婚葬祭のときも妹はワンピースやスカートをもっていないので、いつもわたしが貸していました。そんなこだわりの強い妹も、大学を出るとすぐに結婚して家庭をもち、仕事もしています。いまだにスカートははきませんが、特に問題はなさそうです。少しくらい変わっていても大丈夫なのだという良い例ですね。

個性を殺して皆と同じにしたり、憧れの人の真似をするより、自分らしいスタイルを貫く方がその人本来の魅力が出ます。なぜなら、元々持っているエネルギーとズレがないので見る人にも違和感がないんですね。その点でも、自分らしく生きる方がいいといえます。いまは時代も変わってきたので、男は男らしくとか女は女らしく、などと型にはめることが少なくなり、個性的な人も生きやすい時代になりました。


ここまでご紹介してきたように、自分らしくいると楽な上に自己肯定感も高まります。そうすると自分軸がしっかりして周りに振り回されることもなく、自分も他人も尊重できるようになります。エネルギー的に見ても、自然体は本来のエネルギー状態なのでパワーが強く、なにかをするときも持っている力が十分に出せます。良いこと尽くめの生き方といえますね。あなたも、自分の個性を生かして自分らしく生きてみませんか? あなたらしい豊かな世界が広がっていくに違いありません。


開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら

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