人間関係 これさえ守れば問題解決

[ 「しなやかに生きるための開運幸せレッスン」 ~運気の上げ方、お教えします~ ]

わたしたちが抱える問題の多くは、人間関係ではないでしょうか? 周りを見たり話を聞いていて、他人と関わる上での問題を引き起こしている共通の原因があることに気づきました。今回は、その「これ」さえ守れば多くの問題が解決するポイントをお伝えしたいと思います。

なぜ問題が起きるのか

人に対して反感を抱いたり、摩擦が起きたり、理不尽な扱いを受けていると感じるのは、ほとんどの場合、自分の思いと相手の考えの違いが発端になっています。人間は一人一人、育ってきた背景も性格も違うので考えも価値基準も異なり、同じ環境にいる家族の中でも意見の対立は珍しくありません。同じ家族や集団、国の中でもそうなのですから、異なる国や民族同士で価値観や考え方が違うのは当たり前のことです。

そういう事実がありながらも、自分の考えと違う人との対立や攻撃は昔から絶えたことがありません。親に反発する子ども、進路や家業を継ぐかどうかの問題、友達の輪に入れてもらえない仲間外れ、いじめ、周りと違う人を排斥する村八分、属する階級や集団によって起きる差別、異なる宗教を認めないことによる宗教戦争など、身近なことから大きなことまで、人間は同じ過ちを繰り返してきました。いま社会問題にもなっているネットでの中傷や有名人へのバッシングもその一つですね。当事者同士でトラブルになるのはまだわかりますが、見ず知らずの人からの攻撃で心を病んだり、最悪の場合自殺することになるなんて、あまりにもひどいと思いませんか?

一番の原因はこれだった

価値観が一人一人違うことは、頭ではわかっているつもりでも、実際にはなかなかそうはいきません。なぜなら、誰でも自分の考えは正しいと信じているからです。不思議なことに自分は正しいという刷り込みは根深く、「自分は正しい」症候群という言葉があるほどで、トラブルが生まれる大きな原因はここにあります。

自分が正しいと思い込んでいると、必然的に相手は悪いということになり、対立が生まれてしまいます。集団の場合は、リーダーの考えに追従して保身をはかることも珍しくないため、そこからはみ出た人は孤立してしまう訳です。

また、人間には動物としての「優位に立ちたい」という本能もあり、そこにプライドが加わると手に負えない事態にもなりかねません。最近は「マウンティング」「上から目線」などの嫌な言葉が使われていますが、他人を攻撃したりマウンティングする人ほど実は内面は弱く、弱さを悟られたくないために自己防衛としてそういう行動をとるという研究結果もあります。

どうすればいいのか?

こういう不毛なことを断ち切るためには、どうすればいいのでしょう? まず大前提として、人は一人一人違うことを忘れないこと。自分と人は違うのが当たり前。違うからこそわかろうとする姿勢が必要で、わかり合えなくても「違う」のが当たり前だと思っていれば、自分だけが正しいことにはなりませんね。人にはいろいろな側面があるので、同じ人でも共感できる部分もあれば相いれない部分もあるのが普通なのです。

言い換えれば、自分の考えや価値観を人に押し付けないこと。人の数だけ正義があるといいますが、それぞれが自分の思うように生きていて、他人がそれをとやかく言う権利はありません。近しい人ほど「よかれと思って」意見を言ったり、世話を焼く傾向があるけれど、当人にとってはそれが必ずしも嬉しいこととは限らないので、トラブルの元になってしまうのです。

基本的には、人に干渉しないのが一番です。危なっかしいと思ったときにアドバイスするのはいいのですが、それに従うかどうかは本人にまかせましょう。たとえ失敗してもそれは本人の自由意思の結果なので、アドバイスをした後は見守るのがお勧めです。親や指導者という立場にいると、自分が良いと思うことを相手に押し付けるケースがよくありますが、やむを得ない場合を除いて本人の意思が最優先事項です。どんな人でも人生はその人のものですから、相手を尊重することが一番と心得ましょう。

他人が自分の心の中に踏み込むのは嫌なのに、逆の立場になると、無神経に人の心の中に踏み込んだり、相手の思いを無視してしまうことがあります。相手を尊重する気持ちでいれば大丈夫だと思いますが、少なくとも自分ではしないように気を付けたいですね。

ポイントは、程よい距離感です。自分の意見を押し付けるのは余計なお世話。でも、助けを求められたら快く手を貸す。大丈夫かなと思ったら、そっと寄り添う。そんな距離感でいれば、お互い心地よいお付き合いができますね。

どんな人でも好き嫌いはあるので、当然、嫌いな人、苦手な人、合わない人が出てきます。ただし、その気持ちを相手にぶつけるのは問題ですね。ここの切り分けが出来ず、感情のままにふるまうとトラブルになったり、相手を傷つけることになってしまいます。感じることは仕方ないとしても、その感情に振り回されず、当たり障りない付き合いで相手を不快にしないように気をつけましょう。なにかのきっかけで、それまでの先入観がくつがえされて、仲良くなる可能性もありますよ。

正しい・正しくない、良い・悪い、好き・嫌いで考えるのをやめると、自分と違うものが認めやすくなります。第一印象で決めつけたりジャッジをせず、相手を否定しないのが大切。現実では白黒はっきりしないこともたくさんあります。頭を柔らかくして自分は間違っているかもしれない、別の考え方があるかもしれないという視点をもてるようになるといいですね。

多様性の時代といわれるようになって久しいものの、実際はなかなか自分と違うものは受け入れにくいものです。いまはまだ言葉が先行しているような状態ですが、本当の意味でお互いの多様性を認め合ってジャッジをせず、すべてOK、なんでもありの世界ができれば最高ですね。まずは、わたしたちが身をもって、必要以上に干渉せず、お互いに尊重し合っていきましょう。自分がされて嫌なことは人にもしないと思えば、わかりやすいかもしれません。他人を大切にすることは自分を大切にすることになり、ひいては自分らしく生きることにつながります。


開運幸せトレーナー。
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。認定産土カウンセラー、開運カウンセラー協会会員。英日・日英翻訳家、パッチワークキルト作家。大田亜侑さんの紹介ページは→こちら

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