
いろんな意味で華麗なる占い師、登場!
[ デジデン編集部の『聞いた、見た、書いた!』 ]
短い春を押し出すように、梅雨前線が日本列島をおおっていく季節になりました。
早いな。デジタルデンがオープンして早くも二か月です。
毎日、記事が更新されていく以外は、さして代わり映えもしないウェブマガジン、とお思いの読者もいらっしゃることでしょう。ところがどっこい。
6月以降のデジタルデンは、いくつかのスペシャルを予定しています。
その第一弾。
華麗なる占い師『加賀優作』先生が登場!
「なんなの、トキメクじゃない!」と思われたレディは、そのトキメキのままに。「ちょ、むしろ怖い」と感じたあなたはその直観のままに。
とはいえ・・・。なんだかもう。天使にも悪魔にも見えますね。現実離れしすぎです。ヤバい人かもしれません。この人が電車で隣に座ってきたら、確実に二度見してから寝たふりしますよ、私はね。
占い師っていうと、なんとなく太ったおっちゃん、おばちゃんを思い浮かべてしまうのはテレビの悪影響だったんですね。
よし…。意を決して…。
とにかくレポーターとしては『占い師・加賀優作』を体験しなくてはいけません。当たるのか当たらないのか、そもそも、ヤバいのかヤバくないのか(何が?笑)。
とはいえ今の時代、直接、お会いすることは叶いませんから、モニターの向こうの加賀先生に鑑定のお時間をいただきました!
かもしだされる不思議ワールド。これがギャップ萌え?!

「こんにちは、初めまして(ニッコリ)」
やわらかい微笑みとともに、優しく声をかけてくださる加賀先生。
なのに思わず、『うわぁ、動いた……』って思ってしまいました。ごめんなさい。
でも、あれ? もっとこう、毒々しいというか生々しい緊張感に、終始ビクビクしながらお話をうかがうイメージを想像していたんですが。
だいぶ、ちがう。いや。黙ってる時は違わないです。現実離れしたお姿で沈黙されると圧がすごい。
けれど、お話が始まると…。
ええ…??
もしかして…?
ふんわり系なの……?
ええと。すみません。レポーターのくせにうまい言葉が見つかりません。いくら考えてもピッタリくる表現が日本語としておかしい。だけど。
…うそでしょ、どういうこと? …綿菓子みたい。

とまあ、最初から動揺しっぱなしで申し訳ない限りなんですが、フタを開けたら盛大なギャップがありすぎて、現段階ですでに「百聞は一見にしかずだから、ぜひ」と定型句で〆たい気持ちでいっぱいです。
しかし。そうもいかないので続けます。
白状しますが『自分自身のボキャブラリーが貧困すぎてうまく言えない』という体験を今、初めてしています…。
もしや、究極のヤバいものに触ってしまったかもしれない
冒頭で「ヤバいのかヤバくないのか」と軽い気持ちで書いたのは私です。
「美人さんすぎてヤバかった」とオチがつけられたらいいなっていう、レポーターアルアルの淡いシタゴコロというやつですね。
でも今は、このオチ、弱すぎたと思い知りました。
もっとヤバかったもの。それは。
何も言ってないのに。
むしろ、悩みがないので私がどんな人か読み取ってくださいなんていう、木で鼻をくくったみたいな丸投げぶり、傍若無人な無礼者状態の私に対して、少し困ったようなはにかんだ笑顔を向けた加賀先生。
「では、やってみましょうか」と。
ふわぁぁぁんと、モニター上のホロスコープに目を向けます。
で。
ここから先の詳細は、割愛です。
書けません。
私の人生前半の混沌とか悪事とか後ろ暗いホニャララとか俗にいう黒歴史とかが(笑)。どういうわけだか、的確にあぶりだされていくのです。あえて意地悪に、ニコニコしたまま黙って聞いていました。にもかかわらず!『ちょ、なに見てしゃべってんの?(爆汗)』という心の動揺を、うっかり口にしないように気を付けながら、それでも黙ってやせ我慢。ニコニコを続けているうちに。
「そうですね、今年の春ころから始めていることが、2023年の後半には実を結ぶというか、結果がちゃんと出せるという流れが見えます」
相変わらず、ふわぁぁあぁんと。
人の悪事も悪癖も「はいこれ、はいそれ、うん、これもー」みたいな軽いノリで暴き終えた最後の最後に、めっちゃ可愛い笑顔でさらっと良いコト言った(笑)。
最初から「今年の運気を見てください」とか「今、がんばってることがあるんですけど、うまくいきますか?」とか、ちゃんとお題をきめれば良かったんです。そうすれば、忘却のかなたにあった諸々を「はぁーいー」と目の前に置かれることもなかったのに。
身から出た錆というやつなので笑っていいです。ホント、ヤバい。どこ見てしゃべってたの、本当に。
いつもココロにKagaPを。

負けっぱなしではレポートにならないので、最後の最後に聞いてみました。
「失礼ですが、外見とお声と内面というか雰囲気に、ギャップがあるっていわれませんか? でもオネェ様ではなさそうです。どんな位置づけの方と理解したら?」
デリケートなところ、突っ込んでますよね、我ながら。
なんて答えてくれたと思います?
「え……。どうなんでしょう(困惑)」だって。
ねぇ、今まで、聞かれたこと、なかったの?(私も心も困惑)
仕方がないので、無責任な外野の感想を書かせていただきますね。
最初にモニターの向こう側に現れたのは、絶対にエロっぽいおにーさんだったんです。だけど、占い師として未来を語る声は繊細でどこまでも優しく、寒気がするほど明確に、相談者の未来図を展開していきます。
この人は、真実を知る覚悟ができる日まで、生半可な気持ちで訪ねてはいけない占い師。だけど『本当に困ったときにはKagaPがいる』って。わざとふざけて心の中にいてもらいたい。そんな存在でした。
だけど、ご自覚は全くないみたい(笑)
混沌と見えない未来像とか、漠然と感じる将来への不安とか。
あるいはもっとハッキリ俗っぽく「この恋、絶対かなえたいんだけど!」なんていう、肉々しいお話でもかまいません。とのこと!
ですので、迷ったときには四の五の言わず、腹をくくって加賀先生に鑑定してもらうのがよろしいです。
オフィシャルウェブサイト「かが亭」
Twitter「加賀優作 Yusaku Kaga」
文責:大上まりあ
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