ダ・ヴィンチ的な活躍をする菅田将暉の意外な原点とは?

[ 天才ダ・ヴィンチに学ぶ人生の極意 ]

菅田将暉は現代のダ・ヴィンチ

拙著『超訳ダ・ヴィンチ・ノート』(飛鳥新社)の中で、レオナルド・ダ・ヴィンチを現代人にたとえると、7人を融合させたような人物であると紹介しました。その7人とは、
①スティーブ・ジョブズ
②スティーブン・スピルバーグ
③山中伸弥
④菅田将暉
⑤ホリエモン
⑥宮崎駿
⑦安藤忠雄

そうそうたる著名人たちです。

今回はその中でも④菅田将暉さんが、なぜダ・ヴィンチ的といえるのかについて掘り下げ、そこから私たちの人生でも学べることを考察していきます。

菅田将暉とレオナルド・ダ・ヴィンチの共通点

菅田さんといえば、少し前に小松菜奈さんとご結婚されたことで話題になりました。演技派の役者同士の結婚で、お互いを“戦友”と呼んでいたことが印象的でした。

第13回TAMA映画賞で最優秀男優賞を授賞し、俳優としての活動はもちろん、歌手としても米津玄師さんとコラボするなど、華々しくブレイクしています。このコラボは米津さんから菅田さんにオファーしたものだったそうですが、「菅田将暉のオールナイトニッポン」で米津さんはゲスト出演した際、「自分と共通するものがあるような気がして頭から離れない存在」と言い、さらに菅田さんの印象を「クールなイメージだったが、実際に会ってみるとものすごく熱い人だった」と語っています。
(※出典:https://www.oricon.co.jp/news/2099118/

このようなマルチな活躍をしているところが、芸術家や科学者として多彩な活躍をしていたダ・ヴィンチに通ずるところがあり、またダ・ヴィンチもやはり内心で熱い情熱を秘めていた人だろうと思うのです。

たとえば、ダ・ヴィンチはこんな情熱的な言葉を残しています。
「どんな障害も私を妨げることはできない。あらゆる障害はひたすら取り組むことで打破される。」
(※出典:『ウィンザー紙葉』)

「障害」という単語が出てきましたが、菅田将暉、レオナルド・ダ・ヴィンチ、2人の天才は決して楽々とスターになったわけではありませんでした。

どんな天才も挫折をしている

菅田さんは中学生になると街に出かけては、頻繁にプロダクションからスカウトをされていたといいます。そんな最中、アミューズ30周年記念のタレント発掘オーディションに応募し、予選を勝ち上がります。しかし、本大会でのベスト10入りを果たすことはできず、入賞できませんでした。

そして今度は高校生になってから、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募をして再挑戦します。激戦を勝ち抜き1万6千人の応募者がいた中で最終審査まで残ります。しかし、今回もあと一歩及ばず、またしても落選しています。日本を代表する俳優となる才能の持ち主でも、選ばれないこともあるし、花が開くタイミングがあるのです。

同じように、万能の天才と言われるレオナルド・ダ・ヴィンチもやはり、最初から芽が出た人ではありませんでした。ダ・ヴィンチも日本でいう中学生くらいの年齢になると、芸術家が集まる工房に弟子入りし、一流の画家を目指して修行を始めています。メキメキと実力をつけ、師匠よりもうまく絵が描けると言われるまで才能が認められます。

そんな折、大チャンスが巡ってきます。現在のヴァチカンにあるシスティーナ礼拝堂の壁画制作のために、フィレンツェから選りすぐりのメンバーが選定されました。無名の画家が名をあげるチャンスだったのですが、ダ・ヴィンチは落選しています。確かな才能があるはずなのに自分は選ばれなかった。

しかし、この挫折感が強力なバネとなり、後に大きな飛躍を遂げることになるのです。よくない結果が起きた時に、「もう自分はダメだ」と思うのか、「これは未来へのバネだ」と思うのかで、大きな差が生じます。うまくいかない時は、大ジャンプする力を温存していると思えばいいのです。

菅田ヴィンチの誕生

パーソナリティもこなす菅田さんですが、2021年5月10日に放送された「菅田将暉のオールナイトニッポン」の中で、ご自身のことを“菅田ヴィンチ”と呼ばれていました。これは菅田将暉とダ・ヴィンチをかけた言葉なのですが、実は今年になって、スマホの待受画像をアインシュタインからダ・ヴィンチに変えたことがきっかけです。このように言っています。

「最近ですね、アインシュタインから、ダ・ヴィンチの待ち受けに変わりまして。これが何でかと言うと、母親がダ・ヴィンチに詳しい知り合いからダ・ヴィンチの話を聞いて、ダ・ヴィンチの画像をもらって、それを待ち受けにしたと。『将暉もどうや?』って言われたから、『分かった。オレもダ・ヴィンチにするわ』っていうことで、ダ・ヴィンチの待ち受けにしたんですよ。
そのダ・ヴィンチの人曰く、ダ・ヴィンチはいろんなことをしていたと。建築、音楽、未来の創造物とか何かいろんな物を作ったり、様々な活動をしていたりしたから、それは、俳優、音楽、こうやってラジオもやっている菅田さんとも、何か通じるところがあるんじゃないですか? みたいなのがあって。もちろん、全然比べ物にならないし、別に目指すわけじゃないけど、そう言われると気分もちょっといいやん?(笑)それに、母親が『これ、ええんちゃう?』って言ったら、『そうやな』って、素直にここは聞こうみたいな時があるじゃないですか。だからそれで、ダ・ヴィンチになったと。ダ・ヴィンチ、悪くはないでしょ? 学者縛りをしているわけではないんだけど。確かに、偉人とか学者が好きなのかな?」

(出典)
https://www.excite.co.jp/news/article/AllNightNippon_290078/

実は、この「ダ・ヴィンチの人」と言うのは私のことなのですが、菅田さんがさらにダ・ヴィンチ的なご活躍をしてほしいという想いが届いたようで嬉しく思いました。皆さんもぜひ諦めずに、やりたいことがあれば挑戦していきましょう。


『超訳ダ・ヴィンチ・ノート』(飛鳥新社)を出版し、
発売2週間で重版。翌年の2020年には、韓国語版も出版される。桜川Daヴィンチさんの紹介ページは→こちら

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