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中途半端に頑張るから敵だらけになる。 一心不乱に頑張れば、敵はいなくなる。

[ WEB車掌SEKIDAIの「新たな世界に駆け込み乗車」 ~乗って気付いた異次元な世界!~ ]

「電車で英語アナウンス? 私は日英同時通訳ですけれどね」

こんにちは! 英語車掌SEKIDAIこと関大地です。

この冒頭にある、なんとも挑戦的な言葉…。実はこれ、初めて出版セミナーの会場に行ったときに掛けられた言葉です。出版セミナーとは、本を出したい人が出版社の人などに会って、いろいろとアドバイスをもらったり、(めったに起きませんが)本を出すことがその場で決まることもある、そんなセミナーです。

この出版セミナーで僕はなんと、「出版業界のトップクラスの方々から直接、出版企画書のアドバイスをもらえる」という権利を勝ち取ったのです! 参加者はあらかじめ自分が出したい本の企画書を出すことになっていたのですが、僕の企画が選ばれたというわけです。300人ほどの参加者の前で、公開コンサルを受けました。

セミナーが終わったあとの懇親会でも、僕はたくさんの方に囲まれました。その中で、一人の方が近づいてきて、彼はこう言いました。「電車で英語アナウンス? わたしは日英の同時通訳ですけれどね。スポーツのヒーローインタビューを担当したこともあります」と。突然、挑戦状を叩きつけてきたのです。

あなたは、いきなりこんな言葉を初対面の方から掛けられたらどんな気持ちになりますか? 血の気の多い方なら、ケンカが始まってしまうかもしれませんね(笑)。

このような話をすると、必ず「そんなひどいこと、誰が言ったの?」と、個人名の特定をしたくなる方もいます。でも、 “誰に言われたのか”はさほど問題ではなくて、“なぜそんなことを言われたのか”というところが肝心だと、僕は思うのです。今回はこの点に着目してお伝えしていきたいと思います。

実際問題、ビジネスシーンで自分の立場が危ぶまれると、牽制(けんせい)のためにマウントをとってくる人がいます。クライアントさんが、ゴッソリ持っていかれてしまうとでも思っているのでしょうか。

確かに出版するような方はこれまでの経験やノウハウを伝えるわけですから、ある程度の知名度やビジネスなどの業績があります。当時、僕は出版すらしていないのにも関わらず、そのような方に目を付けられ洗礼を受けたのです。

そもそも、なぜ出版セミナーに参加したのか?

そもそも、なぜこのような出版セミナーに僕は参加したのかと言いますと、僕の中で2つの目的があったからです。

  1. 「周囲の仕事がデキる人」は全員本を出していたから、自分も本を出したかった
  2. 本を出しているような方と繋がりたかった

これらの目標を達成するために僕は参加したのです。

実際に、鉄道員になりたい方が、元鉄道員である僕のところにアドバイスを求めて来るように、やはり本を出したいのなら、実際に本を出された方のところに行くのが一番です。

申し込みをする際に、出版企画書を提出した方の中から出版業界のトップクラスの方の公開コンサルが受けられるということを知ります。「こんなチャンスは二度とないだろう!」と感じ、限定2名という少ない枠でしたが僕は迷わず提出することにしました。

提出する、と決めたのはいいのですが、そもそも出版企画書の書き方なんてわからない。そのため、書籍やネットなどで情報をかき集め、自分なりに企画書を書いたのです。

数日後、公開コンサルの合否連絡が来ました。結果は…、なんと合格!! 僕はコンサルを受けられるというだけで、出版が決まって全国の書店に自分の本が並ぶかのように喜んだことを覚えています(笑)。

そして夢が叶い、僕はこれまでに2冊の商業出版(自分で制作費などを出す自費出版ではなく、出版社がお金を出す出版のこと)をしましたが、1冊目を出すまでにはかなりの労力を費やしました。

ただ、そのきっかけとなったのは、やはりこの出版セミナーだったのです。僕はそもそも出版業界に人脈はないし、車掌というアナウンスや鉄道の仕事をしていたわけなので文才なんてありませんでしたが、そんな僕でも出版のきっかけを作ってくれたのが、このセミナーでした。

もし、あなたが何か達成したい目標がある場合は、その道のプロに聞くことをお勧めします。

出過ぎた杭は打つことすらできない

どこの業界でもライバルは必ずいます。同じ会社の普段は仲の良い同僚でさえも、出世が絡んでくれば裏ではバチバチやりあっていますし、どちらかが上司となれば、少なからず嫉妬というものも生まれます。

「出る杭は打たれる」という言葉があるように、中途半端に飛び抜けようとすれば叩かれたりもします。

僕が2016年にJR東日本の高崎線で、英語アナウンスを取り入れたときもそうでした。最初は「自分の能力をひけらかして!」「誰に許可を得たんだ?」「余計なことをするんじゃねぇ!」などと、たくさんの言葉をいただきました。

また、周囲からも「30歳過ぎてから英語を勉強してもムダ!」「そんなことをしている間があったら、別のことで人生を充実させたほうがいい」と、まあ四面楚歌もいいところでした(笑)。

しかし、それでも夢を諦めずに英語と向き合ってきたところ、段々と僕の周りの環境が変わりはじめたのです。SNSにアップされていた意見も、苦情が多かったのですが、いつの間にかお褒めの数のほうが上回っていたのでした。

確かに「出る杭は打たれる」のは事実です。ただ、僕が行動してきてわかったことがあります。それは、「出る杭は打たれる。しかし出過ぎた杭は打つことすらできない」ということ。

電車が急停車した際に、海外の方がとても不安な表情で乗務員室に来られたあの時の光景を、今でも忘れられません。それからは「海外の方に笑顔になってもらいたい」その一心で、どんなことにも立ち向かってきました。その一環として、英語アナウンスを取り入れたのです。

決して変わることのない確固たる決意があれば、その目標は絶対に達成することができます。

自分が変われば環境も変わる

自分が変われば、周りの環境も一緒に変化していきます。そのスピードは人それぞれではありますが、後に実感するときが来るはずです。

僕のように最初は勝手にライバル視され、挑戦状を送り付けられてくることもあるかもしれませんが(涙)、現在は応援してくれる方が圧倒的多数です。

そんな経験をしてきたからか正直なところわかりませんが、僕自身、頑張っている人にはエールを送りたくなります。自分事のように感情移入してしまうのです。

現在、目標を立てチャレンジしている人に伝えたいことがあります。目の前に大きな壁が立ちはだかり、光が見えなくても諦めないでください。その壁は実は崩壊寸前で、あと一回立ち向かえば崩れるかもしれません。諦めずに、前進してください!

僕はいつでもあなたの応援団長です。

では、また♪

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