• HOME
  • 記事
  • SNS , ビジネス , 副業 , 起業
  • 【TikTok 禁断の必勝術】宝の山へ向かうな。宝の山の前でアイテムを売れ[ WEB車掌SEKIDAIの「新たな世界に駆け込み乗車」 ~乗って気付いた異次元な世界!~ ]

【TikTok 禁断の必勝術】宝の山へ向かうな。宝の山の前でアイテムを売れ

[ WEB車掌SEKIDAIの「新たな世界に駆け込み乗車」 ~乗って気付いた異次元な世界!~ ]

トレンドは一定期間内に必ず出現する

世の中には様々な分野で“流行り廃り”があります。1年前に流行っていたスタイルが、今では全くウケないなんてことはよくあることです。

逆に10年前に流行っていた音楽が再燃して大ブレイクなんてこともあります。TikTokでもそのような現象が起きています。

TikTokでは、そのトレンドの要素は結構BGMが占めているように感じます。元々アプリがリリースされたときは15秒動画だけ投稿できる状態でしたから、音楽に合わせて踊るような若者が多かったというのも事実です。

現在は3分というTikTokでいう「長尺動画」も投稿可能となったこともあり、ビジネス系の投稿者も参入するようになってきました。

稼ぐ方法を教えるプチセミナー、コンサルのような動画なども多くなりましたから、3分もの動画を飽きさせず最後まで観てもらうために、BGMも本当に大切な要素になってきたのです。

このように、その時々でトレンドは移り変わっていきます。僕の肌感覚では、1カ月に1度くらいのペースで大きなトレンドがやってくる感覚です。そのトレンドという大きな波に乗れるかどうかも、アカウントの成長には欠かせない大切な要素です。

トレンドにそのまま乗っかると、たいていはフォロワーが多い人だけが勝つ

「一定期間にトレンドがやってくるのなら、絶対に乗ってやる!」と考える人もいるでしょう。確かにその大きなトレンド自体に乗れれば、一気に知名度が上がる場合もあります。

しかし僕もTikTokを始めたばかりの頃、淡い期待を胸にバズっている動画の真似をして投稿したことが何度かありましたが、見事に撃沈しました。悲しいことに、「誰がやっても同じようにバズる」というのは見事にここで否定されたのです。

TikTokのアルゴリズムからいうと、動画を投稿してからのインプレッション数(視聴された数)によって「おすすめ」に乗るかどうかが決まると言われています。そのため、バズっている動画は、確かに注目はされているけれども、ライバルが多いということになります。

ライバルが多いということは、フォロワーの数が多い有名人の動画に注目が集まるのは紛れもない事実です。そのため、全く同じ動画であれば、フォロワーの少ない投稿者は有名人の陰に隠れてしまうこともあるのです。

悲しいことに、僕がTikTokを始めた当初からフォローしている人がいるのですが、その人がずっと使い続けていた名言があります。その人は今ではTikTokのフォロワーが40万人を超え、公式マークも付いています。その1フレーズを聞いたら僕の頭の中では、その人の顔が真っ先に思い浮かぶほどです。

しかし、ある日、テレビである女性タレントが全く同じ言葉を発言したことにより、完全にそのフレーズは女性タレントが作ったかのようなイメージに変わってしまいました。

このように同じことをやる場合、知名度やフォロワー数はものすごく重要な要素になってくるのです。

その事実を知りながらも、果敢に高い山にチャレンジをしていくのも素晴らしいと思いますが、そのトレンドをどのように利用するのか、自分だけの視点を持ち、簡単にマネできないよう登り方を考えることが大切なのです。

バズっている動画に“自分だけの価値”を加えて投稿する

では、実際にどのような考え方をしたらよいのでしょうか。僕が重要だと考えていることは、

「目の前の山に登ることを目標にするのではなく、その山を利用して、どうなりたいか?」を考えてみることです。

せっかく山で例えていますので、こんな話をしてみましょう。

とある国で、「宝(資源)が眠っている山がある」という噂を聞きつけた多くの人が、その山にゾロゾロと集まってきました。一攫千金を狙おうと、一人の男性も参加しようと思いましたが、あまりにもライバルが多すぎるため、宝探しを辞退することにしました。よく考えてみると、その宝をゲットできるのはごくごく少数だけだからです。

そこで、その男性は機転を利かせて、ある行動に出ます。宝さがしに来た人たちに、山の麓(ふもと)で様々なアイテムを販売することにしたのです。宝を掘り起こすために必要なスコップや、体力の源になる食料など様々なものを販売しました。すると、一攫千金を狙って山に登った人の大多数よりもお金を得ることができたのです。

このように、自分も数少ないポジションを狙うのではなく、トレンドを捕らえつつも少し視点を変えることが重要です。自分のオリジナリティを出すことによって上り詰めることができるのですから。

そもそもですが、TikTokでバズりたい人は何故バズりたいのか?と考えると、「有名になりたい」という共通点があります。わざわざ自分の顔を出してまで投稿する人は、有名になって「芸能界に入りたい」、「ビジネスに繋げたい」「自分のお店に来てもらいたい」という気持ちの人が大多数です。

そう思うのであれば、この時点で自分を差別化し視聴者のハートをつかむことを考えていかなくては、その夢が叶わないことはお分かりいただけるかと思います。

有名人になくて自分にしかないものは絶対に見つかる

トレンドに乗ることは本当に大切です。周りの人たちが注目しているわけですから。しかし、正面から立ち向かっても強者に勝つことは本当に難しいです。

そうであれば、あなたが勝てる方法を考えて、そこから攻めていきましょう。有名人になくて、あなたにあるもので勝負するのです。

その差別化ポイントを明確にすることができれば、本当に強靭なアカウントが生まれます。僕自身、鉄道系の動画を投稿していますが、鉄道会社出身の芸人さんとは全く違う視点で動画を作っています。

トークのプロである芸人さんと同じフィールドで真っ向から戦うのと、自分しか持っていない視点でライバルがいないフィールドで戦うのとではどちらがラクでしょうか?

答えは言うまでもありませんよね。他人の畑はうらやましく見えるものです。しかし、その誘惑に負けずに、あなただけの畑を作ることを意識してみてください。

数カ月後、あなたのいる畑がきっとたくさんの人にうらやましがられていますよ。

では、また♪


関大地

「2007年にJR東日本の車掌となる。車掌による英語での車内アナウンスがなかった当時、独学で英語を学び、車内英語アナウンスを決行。すぐに動画サイトやSNS上で話題になり「英語車掌」と呼ばれるようになる。2019年に退社し、鉄道、英語にかかわる事業を立ち上げ活動中。
関大地さんの紹介ページは→こちら

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。