
開成や麻布に毎年合格!カリスマ講師が教える“大人も”使える効率的勉強法
お受験に関係なく、塾や学校に任せっぱなしにはできない
年々増加中、というか加熱の一途をたどる中学受験。少し前のデータになりますが、文部科学省の令和3年度学校基本調査によると、令和3年度の小学生の数は622万人と減少し続けている一方で、首都圏模試センターの調べでは、2022年の首都圏の私立・公立中学校の受験者数は5万人を超え、過去最多を記録。
少子化だから難関校も定員割れしているのでは? とまで思う親御さんはほとんどいないでしょうが、とはいえ、志望校合格は予想以上に苦戦を強いられると思われた方も多いかもしれません。
「塾はどうする?」「参考書はどうする?」はまだしも、中には「付き合う友人はどうする?」「受験に有利な場所に引っ越すか?」とまで考える家庭も珍しくないのだとか。そこまでエスカレートしているのです。
首都圏や関西圏のような中学受験でし烈な争いを繰り広げられているエリアの場合、塾は比較的充実しています。塾選びもさることながら、塾とどう付き合うかがいっそう問われてきます。とはいえ、塾との付き合い方には、家庭学習も大きく関係してきます。
それ以外のエリアでも、家庭学習は切っても切り離せない存在。さらにいえば、学校での過ごし方も、とても大事です。

まとめますと、環境的にも経済的にも潤沢な家庭であれば、様々な選択肢から選ぶことができますが、とはいえ全国のどこでも、中学受験をするにしてもしないにしても、家庭学習と学校での過ごし方が必ず問われることになります。塾や学校に任せっぱなしにはできない、ということです。
勉強する前に、必ず読んでください
さて、塾にもいろいろなところがありますが、難関校に毎年着実に合格させているカリスマ講師がいます。そんな一人が、この度『デジタルデン』で連載を受け持つことになった黒田ゆうき先生。黒田先生は、開成、麻布など、誰もが聞いたことのある最難関校に毎年合格させてきた実績の持ち主です。
黒田先生には連載を通じて、主に効率的な勉強法について執筆していただく予定です。
ただし、黒田先生の指導方法は何も、難関校を目指す小学生に限ったものではありません。小学生全般、未就学児、さらには大人もぜひ取り入れたい方法ばかりなのです。
むしろ大人にこそ積極的に読んでもらいたい、といえるかもしれません。というのは、大人向け勉強法の本やネット記事はたくさん出ていますが、それらの著者はコンサル、一流ビジネスパーソンなどで、普段は大人ばかり相手にしている人が大半だから。小学生に学習指導する黒田先生の方法論は、従来の大人向けとは一線を画しているはずです。
さらにいえば、(小学生をこき下ろすつもりは、もちろんありませんが)小学生でも実行できる方法であれば、大人でもそこまで苦労しないで実践できるはずだからです。
しかも黒田先生の勉強法は、単なる詰込み型ではありませんし、根性論や精神論でもありません。勉強が好きではなかったり苦手だったりする子も、楽しく勉強するようになり、最後は難関校に合格してしまう子も輩出するような方法なのです。
お金や手間を膨大にかけるものでもありません。世の中にはそんなに都合のいい方法はないので、ある程度の手間は問いますが、とはいっても環境や考え方をちょっと変える程度のものが多いので、多くの人が実行できることばかり。
むしろ、環境や考え方から整えないと、何をしても思ったほどの成果が出ず継続ができない、とまで言い切ります。

黒田先生の担当教科は数学と理科。塾自体も論理的思考力を重要視する方針。論理的思考力は大人も必須の一生ものの財産でしょう。
ちなみに黒田先生の特技は「短期集中」とのこと。その秘訣も、連載でいずれ触れられるといいですよね!
学年ごとに攻略法は変わってくる
黒田先生の指導歴は、小1から高3まで。各学年の特徴と将来を見据えた指導が得意とのことなので、ゆくゆくは、そのあたりにも触れられたらと考えています。
もちろん学年問わずの方法も多いので、そこにはしっかり触れつつ、学年ごとにカスタマイズされた方法も取り入れることで、最短で最高の成果を出せる勉強法をお伝えできればと思っています。
中高一貫校の教諭経験もあるので、かなり難易度の高い指導もできます。
一方で黒田先生、学生時代は学年最下位の成績。家庭科の評定で「1」を取ってしまい、学校で一躍有名になってしまった過去もあるのだとか^ ^; つまり、勉強がデキない子の悩みや解決策まで熟知しています。
効率的な勉強法は、一生通用する武器になる
子どもはもちろん、大人も勉強を続けないと、いい仕事はできません。岸田政権が5年で1兆円の予算まで考えるほど推進を計画しているものに「リスキリング」があります。
リスキリングとは、「ビジネスモデルの変化や、DXなど技術革新に対応すべく、業務上で必要とされる新しい知識やスキルを学ぶこと」と定義されています。ますます学習が大人にも要求されてくることは想像に難くありません。
黒田先生のメソッドは、そんな大人でも知っておきたいことばかりでしょう。
「勉強」というと身構えてしまいますし、面倒くさそうですが、黒田流メソッドを取り入れることで、その負担は減り、効率もアップします。
元々「学ぶこと」は、新たな世界との出会いであり、とても楽しくワクワクすること。仕事に限らず、老後も楽しめる一つの趣味になります。その支援を、本連載を通じてできれば冥利に尽きます。
来週5月11日に連載が始まり、隔週木曜日に記事が更新されます。ぜひ、みなさまに本連載を役立てていただければ幸いです。ご期待ください!


本の編集やライティングで培ったスキル、豊富な鉄道や地理の知識を活用して、地方創生をはじめ、本作りにとらわれない活動を行う。杉浦さんの紹介ページは→こちら
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