
サプライズは、すべて1ポイント(前編)
[ 素敵な旦那さんになるための秘訣 ]

前回は、『男性は女性を愛するために生まれ、女性は男性に愛されるために生まれてきた』だからこそ、男性は、女性を愛する証として、結婚記念日を結婚更新日として、これからの二人の夢や生活のことについて語り合う機会をサプライズしましょう!とお伝えしました。
ところで、パートナーに素敵なサプライズを贈ったけれど、思ったより喜んでくれなかったと感じたことはありませんか。
逆に、なんでこんなことでこんなに喜んでくれるのかと驚いたことがありませんか。
今回は、その謎を解き明かす男性が知っておかなければならない男性と女性の感覚の違いを知り、男性からのサプライズを最大限に活かす方法をお伝えします。
多くの男性は、普段、仕事が忙しくて、なかなか家族サービスができません。だから、家族に申し訳ないと思っています。女性からは、本当にそう思っているのかしらと疑われそうですが、本当に多くの男性はそう思っています。
私の場合、朝早く出勤して、今では許されないブラック残業をして帰宅が深夜になる毎日でした。平日は帰宅すると、妻や子供たちの寝顔を見るばかりで、子供たちに会えるのは週末ぐらいでした。幸い妻が朝早く起きて朝食を作り続けてくれ、笑顔で見送ってくれていたことが私の支えでした。本当に感謝です。
だからこそ、なんとか妻を喜ばせようと、誕生日や結婚記念日に、プレゼントを贈ったり、素敵なレストランで食事をしたりしたいと考えていました。
ところが、男性にとって、最高のサプライズだと思っていても女性にとっては、1ポイントなんです。多くの男性が、「え、そんな馬鹿な!」と思われるかもしれません。
パートナーシップの権威で心理学者のジョン・グレー博士によると、女性にとって1つのプレゼントも1回の心遣いもほぼ同じ価値を持っているということです。つまり、女性にとってパートナーの優しいひと言も高価なプレゼントも自分を気に掛けてくれている証拠の1つとして考えるため、すべてが1ポイントになるそうです。
だからと言って気を落とさないでください。
パートナーの誕生日をちゃんと覚えていたこと、お祝いをしてくれたこと、素敵なレストランを予約してくれたこと、などなど合わせればトータルで10ポイントぐらいにはなります。これは男性側にとっては、大きなポイントです。
ですから、誕生日や結婚記念日などのセレモニーを大切にするほかに、普段からパートナーに小さな気遣いをサプライズしていけば良いのです。忘れてはならないことは、高価なプレゼントを贈ったり、素敵なレストランで食事をしたりすれば、パートナーは満足していると勘違いをしないことです。
では、どうやって普段からパートナーに小さなサプライズをしていけば良いでしょうか。
『男性は女性を愛するために生まれ、女性は男性に愛されるために生まれてきた』を思い出してください。女性は愛されている証、大切にされている証、気に掛けてくれている証が欲しいのです。
ところが、男性は自分が忙しくて申し訳ないと思っているけれど、パートナーと何も会話をしなければ、パートナーは愛されている証どころか、「私のことに関心がない」と勘違いしてしまいます。それが進むと無視されていると思ってしまい、夫婦関係の危機に陥ります。
夫婦の危機に陥らないために、例えば、誕生日が近づいてきたら、「来月誕生日だね、どんなプレゼントが欲しいかな?」と聞いてあげると、「君の誕生日をちゃんと覚えているよ!」と声にならないメッセージが伝わります。
レストランの予約も、前もって「どんなものが食べたい?どんなレストランがいいかな?」とパートナーの意見を聞いてみると、パートナーは「私のことをちゃんと考えてくれているな」と感じることができます。
この気遣いこそが、男性が女性を大切にしている証となりサプライズになるのです。

今回の質問です。
~普段、どんなちょっとした気遣いをしていますか?~
次回、後編に続けます!
「そう!そう!本当にそのとおり!」と叫びたくなりました。たくさんの男性に読んでいただきたいと切に願います。