
一緒に人間ドックに行こう!
[ 素敵な旦那さんになるための秘訣 ]
前回は、お互いの特性を知り、相手が喜ぶ言葉を使いましょう。言葉の選び方で家庭は円満になり、あなたは素敵な旦那さんになっていけるでしょう、という話をお伝えしました。
どうですか? あなたはパートナーが喜んでくれる言葉を贈っているでしょうか。
今回は8回目。パートナーの健康状態に関心を持つことが、素敵な旦那さんになるための秘訣であることをお伝えします。
健康について考えてみたことはありますか?
あなたは、パートナーの健康状態をご存知ですか? パートナーは健康診断を受けていますか?
男性の多くは勤務先で決められた健康診断が年に一回ありますが、専業主婦やパートをしているパートナーだとなかなか健康診断に行けません。住んでいる市町村で紹介される医療機関があるものの、一人で予約して、一人で行くとなるとなかなかハードルが高いものです。
ですが、だからといって、あなたは自分だけが健康診断を受けて、自分だけが健康であれば良いでしょうか。そんなことはないはずです。言うまでもなく、パートナーも自分も健康であるから幸せな生活を送れるのです。もしも病気が隠れているなら一刻も早く見つけて治療する必要があります。

一緒に行こう!と誘ってみよう
では、どうやってパートナーにも気軽に健康診断を受けてもらいましょうか。それほど難しくはありません。あなたが誘って、一緒に人間ドックを受ければ良いのです。それだけでグッとハードルが下がります。健康診断を受けずにいると、ちょっとした不調でも何か病気じゃないのかと不安になってしまうことってありませんか。きっと、パートナーも同じ気持ちです。
人間ドックの予約をすることで、受診日までに何キロ体重を落とそうとか、お酒を少し控えてみようとか、自分の体の関心を向けるきっかけにもなります。
診断結果がすべて「異常なし」になることが少なくなり、「要・観察」ぐらいで収まれば「ああ、よかった!」と安堵する。そろそろ、そういうライフステージに入っている私たちですが、診断結果を知ることでこれから注意すべきポイントがわかり、健康管理ができるようになります。
尻込みしてしまうパートナーを誘う方法
かといって、いきなり人間ドックに誘っても尻込みしてしまうパートナーがいるかもしれません。そんなときは「とあるインターネットの記事を読んだんだ」とでも言って、この話をしてください。
【その女性は自分の健康に自信がありました。だから長年、人間ドックや健康診断など行ったことがなかったのです。。でも、ある時、体調不良が続いて、とうとう仕方なく病院に行ったのです。
検査の結果、子宮ガンと診断されました。しかも、すでに骨盤に転移していて手遅れかもしれないと言われたのです】
症例としてはまったく珍しい話ではありません。しかし、女性の旦那さんは「病気は仕方ないこと。ただ悔やむのは人間ドックを受けていなかったことだ」と俯いていました。
診断を受けた女性は当然、ショックだったはずです。ですが、この旦那さんも自分を責めずにはいられなかったのではないでしょうか。
症状がでてからでは遅いのです。この記事を読んだあなたは、どうぞ、今すぐにでも「なんだか、君のことが心配になったさ」と、パートナーを大切に想う気持ちを伝えてください。「君を大切にする素敵な旦那さんになりたいと思ったんだ」と心をこめて伝えれば、その言葉の通り、あなたはその瞬間から素敵な旦那さんに変身します。
人間ドックの申し込み方
人間ドックの申し込みには、いろいろな方法があります。
会社に勤めている場合は、まず、福利厚生の担当者に尋ねてください。会社が加入している健康保険組合(協会けんぽや組合けんぽ)を通じて、提携している医療機関や助成金などを案内してもらえるでしょう。
事業主の方や国民健康保険の方は市町村にお尋ねください。市町村に協力している医療機関と助成金を教えてくれます。生命保険などの民間保険にも人間ドックがついているものがあるので確認してみてください。
人間ドックですべての病気がわかるわけではありません。ですが、大事なのはお互いに健康に関心を持つこと、そして、不安をそのままにせず検診を受けることです。それはつまり、共に幸せに生きるためのチャンスに気づくこと。チャンスは自分次第でつかむこともできるし、失うこともある。それを忘れないでください。
一緒の未来を歩くために
サン=テグジュペリの残した言葉に『愛とは見つめ合うことではなく、同じ方向を見ることだ』というものがあります。同じ方向、同じ未来をずっと見つめていくために、今、できることをしていきましょう。

もちろん、人間ドックは楽しいものではありません。ですが、一緒に受診するだけで、検査や結果を待つ時間、あの独特のハラハラ、ドキドキする緊張感をパートナーと分かち合うことができるのです。それもまた、二人にとって貴重なひとときと言えるでしょう。
一年に一度、一緒に人間ドックを受けることをセレモニーの一つにしておけば、前向きな話題が増えますし、「心配」が「安心」に変わったとき、お互いに笑顔になれます。
人間ドックが終わったあとは、乾杯の幸せを共有するのもいいですね。
この一杯の美味しさが、ず~っと続いて欲しいものです。

今回の質問です!
「パートナーの健康状態は、大丈夫でしょうか?」
次回に続けます! お楽しみに!
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