
夫婦関係がむしろ大きく改善する!愚痴を言い合う「夫婦会議」のすすめ(前編)
[ 素敵な旦那さんになるための秘訣 ]
「男性は女性を愛する」「女性は男性に愛される」。もう一度思い出してください
私の連載記事も今回で10回目を迎えました。ずっと読んでくださった皆様、ありがとうございました! まだ全部読まれていない方も、よろしければこの機会に一読してくだされば嬉しいです☆
ここまで9回にわたり「素敵な旦那さんになるための秘訣」をお伝えしてきました。旦那さんが自らチャレンジされたご家庭もあれば、奥さんが旦那さんにこうしてほしいと呼びかけたご家庭もあったと思います。
「男性は女性を愛するために生まれてきた。女性は男性に愛されるために生まれてきた」というのが、私の考えの根底にあります。もしその考えをご理解いただけましたら、旦那さんも快く行動に移しやすくなると思いますし、実行してみれば、夫婦は今よりも必ず幸せになれると信じています。

とはいえ、私がこれまで提案した秘訣を旦那さんがチャレンジしてくださった場合に、上手くいったこともあれば、「なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだ?」と愚痴も言いたくなったこともあるかもしれません。
旦那さんが「俺も不満もあるし、愚痴を言いたい」という気持ちは十分にわかります。そこで、「愚痴を言い合える夫婦会議をはじめてみたらどうでしょうか?」。それが私からの新提案であり、今回のテーマにしたいことです。
愚痴は言ってOK! ただし、手順を間違えたらアウト…
私の2回目の記事「サプライズの方法~結婚更新日」で少しご紹介しましたが、夫婦会議はとても大切なもの。夫婦としてこれから幸せに暮らしていくために、大切にするもの、どんなことを支え合っていこうかを決めていく話し合いの場が、夫婦会議です。
結婚更新日にしても、サプライズを贈るにしても、共通する大事なことは夫婦間での対話。前向きな対話ができる機会を作ることが、素敵な旦那さんになるためには重要なポイントになります。
しかし、対話の重要性は分かったけど、何からどう始めればいいのか迷ってしまうかもしれません。実は夫婦会議には、話し合う順番があります。この順番を間違うと喧嘩会議になってしまうので注意してください(笑)。
例えば、家事の分担などお互いに何をやるか最初に決めようとすると、お互いの不満のぶつかり合いになってしまいます。「私の方が忙しいの!」「いや、俺の方がもっと忙しいぞ」「あなたは私のことを少しもわかってくれない…」「もう、勝手にしろ!」と喧嘩状態になってしまいます。
楽しく夢を語りながら「夫婦のありたい姿」を見つけていこう
喧嘩状態にならないために最初に決めてほしいことは、「夫婦のありたい姿」です。とはいっても、いきなり「夫婦のありたい姿は、何か?」と質問しても相手は、「漠然としすぎて、よくわからない」と思ったり、「この人、何を考えているの?」と怪しむこともあり得ます。
そこで、「この『素敵な旦那さんになるための秘訣』って記事を見つけてそれを読んだんだけど、夫婦会議ってよさそうだなあと思ったから、始めてみたいと思うんだけど」と切り出せば、相手も答えやすくなります。
奥さん「え、どんなことを話し合うの?」
旦那さん「例えば、二人で行きたいところとか。将来、どんなところに住みたいとか決めていくって感じなんだ」
奥さん「そう、いいわね」
こんなふうに奥さんも興味を示してくれ、会話も弾んでいくはずです。

イメージも膨らんできたところで、「そこで、どんな夫婦になっていればいいと思う?」と切り出してみましょう。
お互いに「こんな夫婦になりたいね♪」「こんな人生を二人で送りたいね!」と、何となくで構いませんので言葉にしていくと、二人の共通のイメージが浮かびやすくなります。
お互い出てきたイメージを「それ、いいね★」「素敵だね!」と共感し合いながら進めていけば、ありたい夫婦の姿が段々と浮かんできます。例えば、優しさや感謝に満ち溢れた夫婦、いろんなところに行ったりチャレンジしたりする冒険チックな夫婦、大富豪になってリゾートで暮らす夫婦など、いろいろなイメージが浮かんできます。お互いの考えや大切にしているものを出し合いながら、夫婦のありたい姿を早いうちに決めてしまいましょう。
「夫婦のありたい姿」が見えてくれば、多少の困難も乗り越えられる!
結婚して一緒に暮らしをはじめると、子供ができたり、仕事の都合だったり、親の介護だったり…、年々二人を取り巻く環境が変わっていきます。置かれた環境だけに合わせていると、どうしても二人の幸せを忘れてしまいがちになります。

本来、二人で幸せになるために一緒になったのに、いつの間にか生活する手段が優先されてしまい、幸せになることを忘れてしまいます。これでは本末転倒です。
ですので、どんなに忙しくても、何のために一緒になったのか思い出して、夫婦のありたい姿を再確認しておく必要があるのです。すべてが夫婦のありたい姿、夫婦の幸せのためにあることを忘れないようにしなければなりません。
夫婦のありたい姿を決めれば、多少の不満や愚痴が出ても、お互いが幸せになるための前向きな不満や愚痴に変わります。
最後に、今回の質問をもう一度。
「どんな夫婦になりたいですか?」
次回の後編では、夫婦会議の話し合いの順番と心の持ち方をお伝えします。お楽しみに!
次回に続けます! お楽しみに!(~~)!
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