誰も知らない令和時代の 『人を伸ばす叱り方と潰す叱り方』: 叱れば願いが叶う

[ 今度こそうまくいく!自信を無理なくつける方法 ]

こんにちは! 人と組織を咲かせる人財育成コンサルタントの吉田裕児です。いつもデジタルデンの記事を読んでいただきありがとうございます。

私は、大手建設会社の現場監督や責任者として40年間、全国の代表的な建物の建設に携わってきました。その中で最も後悔していることは、部下に正しい叱り方ができなかったことです。もし、正しい叱り方ができていれば、部下は失踪することもなく、自分の可能性を思う存分に発揮して、目指すゴールを達成できたでしょう。

当時の私は、結果ばかりを追い求め正しいことを言えば部下は動くと思っていました。だから、「正しいことを言っているのになんでやらないんだ? 能力のないやつだ!」と一方的に部下を責めて、自分もイライラするばかりでした。

ところが後になって、部下が動けなかったのは、私自身が動けなくしていたことが原因だと気付きます。部下に指示や命令を出し、恐怖を押し付けていたことに気づいていませんでした。人は不安のままでは、怖くて動けません。不安がなくなり「ここにいていいんだ」「自分の思うことを話していいんだ!」「やっていいんだ!」と安心できてはじめて、動くことができます。

一方、「叱ったら部下を傷つける。また、自分も傷つく」と多くの上司が感じているのではないでしょうか? だから「叱りたくても叱ることができない」と。

ところが、叱らないことで組織のゴール(目的・目標)が達成できなかったり、部下が誤った道に進んでしまったりしたら本末転倒です。

言いづらいことも部下にちゃんと伝えることができれば、もっと仕事もスムーズに進めたりすることができるのではないでしょうか。ゴールに向かうためには、言いやすいことばかり言えば済むほど世の中は都合がいいわけではありませんから。

いずれにせよ、ゴールへ効率よく向かうためには、あらゆることを部下に伝える必要があります。その時には叱るという行為も入ってきます。ただ、その「叱る」がやってみると難しいのは、今までお伝えしてきた通りです。

仕事のデキる上司は叱るのが上手です。じゃないと、成果を出していませんし、部下も育ちませんから。

叱る有効性はあらゆるシーンで発揮されます。例えば、部下がゴールを見失っていたり、誘惑に負けてしまったりする際にも当てはまります。そんなとき、「進むべき道から逸れているよ。あなたのゴールは何だっけ?」と叱ってもらえれば、本来進むべき道に気づくことができます。

さらには、部下にとってそんな上司は、「自分が気づいていない大切なことに気づかせてくれる上司」「正しく叱ってくれる、この上なく大事な上司」になります。お互いが深い信頼関係で結ばれる瞬間です。叱るのは、部下との心の距離を一気に縮めるチャンスともいえます。

今回の出版では自戒を込めて、私の最も後悔している叱り方を通して、上司が部下を動かし望むゴールを達成するための方法をお伝えしています。

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