獣医師北澤功に学ぶ、クビになっても借金を抱えても人生を謳歌する方法

クスッと笑わずにはいられない、時にはホロリと涙がこぼれる。そんな面白い動物のお話をこれでもかーっと提供してくれる、東京都大田区にある五十三次どうぶつ病院院長、北澤功先生。動物園の獣医さんから町の動物病院院長へ。獣医師として北澤先生が私たちに伝えたい「思い」に迫ります。

波瀾万丈。動物園をクビになり、借金まで背負った40代

幼い頃から野生動物が大好きでした。大学時代に研究したのは馬と牛。動物園に勤めて動物に触れながら、野生動物をずっと研究したかった。大学卒業後、念願が叶って長野の動物園で働き始めました。動物園の仕事は本当に楽しくて、毎日お弁当を持って、診察して解剖して、こんなに楽しい仕事は他にないと思っていました。でもそのうちに、少しづつ歯車がかみ合わなくなってきて、45歳の時に大好きだった動物園を辞めました。正直に言うと、辞めさせられたんだよね。2時間ドラマが一本できそうなくらいのことが起こったのですが、それはまた別の機会にお話できたらと思います。

動物園を辞めて路頭に迷う45歳の獣医師なんて、ポストがないからどこも雇ってくれません。それでもやっぱり動物に触れていたい、臨床をやりたい。誰かの顔色を伺うのではなく、自分の思うようにやってみたい。その思いが強くなりました。そんな時、東京は大田区平和島にある「五十三次どうぶつ病院」の院長先生を人づてに紹介してもらったんです。80歳のおじいちゃん先生で、雇われ院長だったのですが、患者さんが来なくて経営難に陥っていました。借金が膨らみパンク寸前、オーナーとの関係もこじれ、さらにはおじいちゃん先生は体調を崩して病院に来なくなっちゃった。「病院を閉じる!」というオーナーに、「借金も肩代わりするから事業を継承してください!」とお願いして、すったもんだの後、病院が僕のものになりました。なぜ借金を肩代わりしてまでって? オーナーがいると、なかなか自分の思うようにできないから。これからは自分の思うようにやってみたいという思いが強くて、借金まで自分のものにしてしまいました。

当時、三人の子供は大学入学、高校入学、幼稚園と一番お金がかかる時期です。退職金はなんとか貰えたけどお金はなくて、おまけに借金まで肩代わりしちゃって。

動物園をクビになった日の夜、奥さんに言いました。「動物園を辞めてきた。東京で仕事しようと思う」。真夏の暑い日でした。すると奥さん、ぜんぜん怒りもせず「あ、そう。でも私は行かないわよ」って。それから単身で、縁もゆかりもない東京での生活がはじまりました。

患者さんが来てくれる病院になる方法その一。「出版」

最初は全然患者さんが来ませんでした。暇でヒマで仕方がありません。そこで何をしたかというと、本を書いたのです。長野の動物園で働いていた頃も書くことは好きで、地方のミニコミ誌に記事を書いていました。宣伝にもなるし、書くことは苦じゃないからやってみようと。出版オーディションに出してみると、今もデジタルデンでお世話になっているカリスマ編集者の杉浦さんの目にとまり、あれよあれよという間に出版が決まりました。

自分では動物園での経験なんて当たり前のことだと思っていたのですが、文字として人の目に触れることで「すごく面白い」と言ってもらうキッカケをもらえたんです。自分では全然気づかなかったけれど、自分の経験に価値があるとわかりました。色々あったけれど動物園は僕にとって大好きな場所で、その経験をなんらかの形で活かせるということが嬉しかったですね。

それにしても、患者さんは来ません。そこで、どうしたら患者さんが来てくれるか必死に考えました。病気やケガをした動物の飼い主さんがどうしたらうちに来てくれるかなと。
今まで動物園で大きな動物ばかりみてきた僕は、毎日たくさんの犬や猫を診ている経験豊富な獣医師に勝てっこありません。ならば診療技術で勝負するのではなく、飼い主さんの気持ちに寄り添った診療をしよう。「悩み事相談」のスタイルを取ろうと決めたんです。

患者さんが来てくれる病院になる方法その二。「聞く」

動物園で働いていた頃、頻繁にイベントを企画しては、遊びに来る人に動物や環境を伝える機会をつくっていました。僕は動物の「展示方法」、つまり動物の「見せ方」に力を入れていて、どうしたら見てくれる人により動物に興味を持ってもらえるか、正しい知識を得て、地球環境に関心を持って行動してもらえるかと考えていました。同じ「見る」にしても、オリに入った動物を見るのと、手で触れられるくらいの距離で見るのとでは、印象の残り方が全然違いますよね。人は心に残らないとすぐに忘れてしまうし、行動に移そうとも思わないものなんです。

病院に患者さんが来てくれるためには、患者さんに僕のことを信用してもらうことが一番だと考えました。とにかく飼い主さんの話を聞く、話を聞き出すことを徹底しました。難しい言葉は使わずに、ウワベだけいいことを言って取り繕ったりせずに。

下痢をしたワンちゃんを連れてきた飼い主さんがいました。なんで下痢しているのか原因をさぐるために細かい検査をしていると、あっという間に治療費が高額になってしまいます。もちろん検査をして原因を見つけることは大切ですが、必要な検査さえすれば、あとは飼い主さんのお世話次第で元気になるケースはたくさんあります。そんな時、僕はこのようにお話しします。もしも飼い主さんが下痢をしてしまったらどうしますか? そうですよね、薬を飲む前にまずはご飯を食べずゆっくり休みますよね。犬も同じなんですよ、と。「治療」だけではなく、飼い主さんに一食抜いてもらうようお願いする、ワンちゃんの様子を見ながらお世話してもらえるよう理解してもらいます。それでワンちゃんが元気になったら、また調子が悪くなった時、僕のところにきっと来てくれる。このように信頼関係を築いていくことが、動物病院として町の人に必要とされる存在になる、僕らしい方法だと信じて続けました。

肥満のネコちゃんがきました。「食べ物は必要以上に与えていません!」と飼い主さんはおっしゃるけれど、でもやっぱり、太っているのには原因があるんです。肥満は万病のもとなので、その原因を突き詰める必要があります。「誰と住んでいますか」と家族構成を聞くと、おじいちゃんおばあちゃんと旦那さんと住んでいる。家族がご飯を食べるとき、ネコちゃんは旦那さんのそばにぴっとりくっついていることが分かりました。実は旦那さんからおかずのおこぼれをもらっていることが判明し、太ってしまう原因が明らかになりました。そうやって話をじっくり聞くことで、肥満の原因が分かり、それをしっかり説明して納得してもらい、行動してもらうことが大切なのです。

3年くらいでしょうか。ひたすら飼い主さんのお話に耳をかたむけ、相手を理解し、説明し、納得してもらうということを続けると、気づけば毎日ものすごく忙しくなって借金も無事完済。僕は今、ちょっといい車に乗れています(笑)。

誰もが動物を飼えて治療を受けられる世の中へ

五十三次どうぶつ病院では、治療前に飼い主さんと治療費の相談をしながら、治療方針を決めています。例えば手術をしてメスを入れると、手術当日はどうしてもご自宅に帰らず病院に一泊してもらわなければなりません。五十三次どうぶつ病院では看護師は泊まり勤務ができないので、24時間監視カメラを回して、異変があればすぐに僕が駆けつけるという方法を取っています。それでは不安とおっしゃる飼い主さんには、24時間看護師や医師のいる病院を紹介します。

「治療」という形で医師が行い治療費を払ってもらわなくても、動物が元気になる方法は色々あるので、そのような提案をしながら、飼い主さんの状況に寄り添った診療ができるように努めています。

五十三次どうぶつ病院では東京都の指定病院として、野生動物の保護活動もしています。以前記事にも書きましたが、小学生の女の子がケガをしたスズメの雛を連れてきてくれることもありました。このような動物を治療する際もできるだけ高額な治療費にならず、かつその動物にとって最善の治療ができるよう努めています。

クビになって借金を背負っても、いつだって幸せ。生きてるってすごいこと

動物園を辞めた時も借金を背負った時も、いつでも楽しかったです。どんなことがあっても「きっとネタにできる」と思っているんですよね。生きてさえいれば、どんなことだってネタにできる。年を取るとカッコつけなくてよくなるし、無理しなくてよくなるし、やりたいことがやれるようになってくるんです。動物園はすごく楽しかったけれど、苦痛を感じることもありました。安定という名のお給料はもらえたけれど、辞めたことで苦痛から解放されました。借金を背負ったけれど、誰にも文句を言われずに、自分の思うようにやれるようになりました。だから、辛いなんて思いは一つもなくて、いつも楽しかった。

それでも、昔は本当にちっちゃい人間だったんですよ。小中高大ってずっと陰キャのオタクで、女の子ともロクに話しもできなかった。そのクセ、友達が遊びに行っていると自分は誘われなかったと落ち込んで…でも、そんな自分も全部受け入れるようになりました。変わった理由?やっぱり奥さんに出会ったからかなあ。

うちの奥さん、普段は「靴下脱ぎっぱなし」とかですぐに怒るけれど、大切なことは全部受け止めてくれるんです。全然怒らないの。動物園をクビになって本当にお金がない時は、それまで専業主婦だったのにいきなり仕事を始めて、営業でトップの成績を取ってきました。生活が落ち着いたらパタリと辞めて、今では毎日遊んで暮らしていますけどね(笑)。

日々いろんなことがあるし、失敗もたくさんします。治療も失敗の連続です。あの時こうすればよかった、あの選択をすればよかったと反省もするけれど、引きずらないようにしています。離れて行く患者さんもいるけれど、追いません。それを考えても仕方がないから、今、僕のところに来てくれる患者さんに全力を注ぎます。同じ失敗はしない、ただそれだけ。ま、能天気なんですね(笑)。

田舎も都会もどちらも思い切り満喫する

人が集まるところが苦手です。人前で話すのも苦じゃないし、無難にこなせるけれど、一人の時間が大好きです。プラモデルを作ったり、今住んでるマンションのベランダで花壇を作ってみたり。あとはアクアリウム。水槽の中に森を再現して魚を飼うんです。すごくキレイですよ。SNSもやっていないから、自分のために作っています。人に見せるためじゃない、自分の楽しみのためにやっています。

モノづくりが好きなんですね。生活のために仕事をしなくていいのならば、農業をやりたい。自分のために野菜や果物を作って、採集して、料理も好きだからジャムやお味噌を作って暮らしたいなあ。

では田舎に住んだら? といわれたら、田舎はもう充分です。長野の動物園にいた頃は本当に山小屋みたいなところに住んでいました。家の前にタヌキもキツネも出たし、ちょっと行けばクマも出た。畑をたくさんやっていて、お米を作ってりんごを採って、薪ストーブ用の木を切って。山にフクロウを探しに行ったり虫を捕まえたり、お金がなくても自然が全部与えてくれました。

でも田舎暮らしは体力が必要です。なぜなら全部自分でやらなくちゃいけないから。僕は道路も作っていたんですよ。道路が崩れたから直してと頼んでも、国はいつまで経っても直してくれません。仕方がないので公からお金をもらい、近所の人を集めて道路を直しました。

年を取ったらそんなことはできないので、これからは都会での暮らしを楽しむつもりです。都会には都会の楽しみが山ほどあります。コンサートも好き、ライブも好き、映画も歌舞伎も落語も好き。休みの日はいつも奥さんと一緒に出かけています。美味しいレストランもたくさんあるし、お金があれば都会は思い切り楽しめますね。マンションだって冷暖房完備だし、水が止まったらすぐに修理の人が来てくれる。道路だって自分で直す必要なんかありません。
田舎と都会は真逆の楽しみがあるから面白いと思います。昔も楽しかったし、今も楽しい。

発信を通じて環境教育を続けていきたい

最近、「多様性」という言葉がよく使われるようになりました。これは僕にとって永遠のテーマで、動物園にいた頃もよくイベントを企画しては、遊びに来てくれる人に伝えていました。
「キーストーン種」という言葉を聞いたことはありますか?

キーストーン種(キーストーンしゅ、: Keystone species)または中枢種(ちゅうすうしゅ)  とは、生態系において比較的少ない生物量でありながらも、生態系へ大きな影響を与える生物種を指す生態学用語。生態学者のロバート・トリート・ペインによって提唱された概念。
(Wikipediaより)

ラッコはこのキーストーン種に当たると言われていて、ラッコの住む海はとても豊かな海で、彼らはウニとか貝とか上等なモノをたくさん食べています。そんなラッコを、人間が毛皮目的で捕獲して、今ではラッコは絶滅危惧種に指定されているんです。ラッコがいなくなってしまうと、ラッコのエサであるウニや貝が増える。するとウニや貝が好きな海藻がたくさん食べられてしまい、海藻に住んでいた生き物が住めなくなってしまう。生き物がたくさんいた海が、ラッコがいなくなることで死んでしまうのです。

一時期、カエルから発生する病気「カエルツボカビ病」という病気が流行ったことがあって、世界中でカエルが大量死する問題が起こりました。カエルなんていなくなってもいいよと思う人もいるかもしれません。では、カエルがいなくなったらどうなるでしょう。カエルのエサである蚊が大量に発生する。カエルの子、オタマジャクシは藻を食べますが、カエルがいなくなるとオタマジャクシもいなくなり、藻が大量発生して池に住んでいる魚が呼吸できずに死んでしまう。カエルがいなくなるだけで、地球のバランスが大きく崩れてしまうのです。

地球規模で考えれば、カエルも蚊も、藻もラッコもみんな大切。いろんな物がいっぱいいるから健全な地球になっているんですよね。

遺伝子レベルでも多様性ということはとても重要になります。

例えばコロナに強い遺伝子の群が存在するとします。コロナに関してはすごく強い、けれどこれは遺伝子レベルでいうと多様性ではないんですね。そのコロナに強い遺伝子を持った群に、急にインフルエンザのウィルスが入ってしまうと、その群は全滅してしまう恐れがあるのです。

優秀な人だけが集められた集団では、一方で体が弱かったり足が遅い人が多かったり。何かあった時、その衝撃に耐えられずに弱い集団になってしまう。いろんな人がいるからこそいいのです。勉強ができる人も運動ができる人も絵がうまい人も、いろんな人がいるからこそ強い社会になり、柔軟性が生まれます。逆に偏った遺伝子だけでは、社会システムも弱くなってしまう。

残念ながら人間はいつか必ず滅びる。それでも今、人間ができること

自然って本当にすごいんですよ。地球上の歴史から見たら、人が生きている時間なんてほんの一瞬。地球の長い歴史から見たら、ほんの一瞬です。

滅びなかった動物はいません。だからいつか必ず、人間も滅びます。地球ってよくできていて、邪魔者がいたら排除する力があるのです。地球が体をブルブルッと振るわせれば地震が起きる。人間の体にウィルスが入ったら体の中で戦うように、地球に人間というウィルスが入って地球に悪さをすると、地球はコロナという免疫機能を働かせて感染症をバラ撒いて戦おうとする。ちょっと温度を上げたり下げたりすることで、簡単にその生物が全滅するように仕向けられる力が、地球にはあるんです。

でも「人間は必ず滅びる」と考えてしまうと、あまりに悲しすぎますよね。だから我々人間は、地球に対して「害虫」じゃなく、「益虫」になるべきことをしていこうよと僕は伝えたい。

地球上で今、こうして僕たちが話している間にも1時間に4種類の生き物が姿を消しています。1時間に4種類の生物が絶滅していく。もちろん新しい種も誕生しているけれど、そのスピードは絶滅していく種のスピードよりとんでもなく遅いのです。

だからといって、いきなり明日から山奥でスマホもパソコンも電気も使わない生活なんてできっこありません。だから、人間がいつか滅びることは仕方ないけれど、それを少しでも食い止めるために、地球の「益虫」になれるように、一人一人が意識を向けることが大切なんですね。

僕は山菜が好きで、山菜が山で採れなくなるのは悲しい。カブトムシが大好きで、カブトムシを採りに行きたいからその森を守ります。つまりは、まず自分なんだと。自分が楽しくなかったら、我慢していたら、楽しむ方法も伝わらなければ相手の心を動かすこともできやしないんです。

自分が楽しくしているから、その楽しむ方法を人に伝えることが大切だと考えています。魚を採るのが好きな人は、魚がいなくなったら悲しい。だからこそ魚を守る、海や川を守る、楽しみながら多くの人に守る方法を伝えて、みんなの力で自然を守る。一人の力は小さいけれど、多くの人の力が集まれば大きな力が得られるからです。

つまりは「地球を守るためにはこうしなくちゃいけないんだ!」なんて押しつけるのではなくて、楽しみ方を伝える、という方法を僕はとっています。

発信には、それを可能にする力があると信じています。

発信し続けることの大切さ

僕の記事を読んでくれた人が、ビックリして、楽しんで、動物に興味を持ってもらえたらいいなと思います。僕の書くことは全部経験したことで、もちろん個人が特定できないように名前を変えたりしていますが、全部実際に起きて、僕が体験したことです。体験したことじゃないとつまらないから。そんな記事を読んで、生き物に興味を持ってもらえたらいいなと思っています。ビックリして、楽しんで、興味を持ってもらいたい。

まずは「興味」を持つことが大切です。だって、僕一人が行動するよりも、多くの人に共感してもらって行動してもらうほうが、大きな力が得られるから。

今は小学校で生徒たちに、環境教育を伝える活動もしています。僕ができることならなんでもやりたい。まずは僕が楽しみながら。今まで結構ワルイこともしてきたから、少しは社会に還元しなくちゃと。え? どんなワルイことか? そんなことは言えません。法律には触れていませんよ(笑)。

北澤先生の口調は、人の心をひきつける魅力に溢れて、楽しくて、明るくて、すべてをまるっと受け止めてくれる不思議な力がありました。「人間はいつか必ず滅びる」。言葉にするととても重く悲しいことですが、それは、どうしようもなく「いつか起こる」事実なのです。

それでもこの地球上で我々は生きていかなければいけません。一番大切なことは、「自分が楽しむ」ことだという北澤先生。「楽しい」と感じなければ持続しないし、一過性のことではなんの意味もないのですね。

興味を持つきっかけを与えてくれる「発信」には大きな力があること、それを北澤先生との対談を通じて改めて感じました。そして、発信することは「経験したこと」でなければ面白くないし意味がないと言う北澤先生。自分では大したことないと思っていることが、実は誰かにとって大きな変化のきっかけになるかもしれないのですね。

皆様が経験されたことが、誰かにとって大きな影響を与え、会ったこともない人のチカラになるかもしれません。「発信」には、私たち人類の生存を大きく揺さぶるような力があるのかもしれません。


本記事は「作家たちの電脳書斎デジタルデン」編集部作成、2022年6月14日掲載記事を転載したものです。内容・状況などは記事作成当時のまま掲載しています。

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