挑戦者たちの電脳書斎
デジタルデンとは

失われた30年という言葉がある。日本経済は30年間、低迷したままだと経済ジャーナリストたちは口々に言い、その原因をバブル崩壊に結び付けている。けれど、その説は真実だろうか?30年を失ったのはデジタルに乗り遅れた世代と、その世代が決定権にしがみ付いた業界、不運にも彼らの影響を避けられなかった人々だけではないのか?

奇しくも同じ30年。インターネットとパソコンが生まれ、瞬く間に世界に普及した。スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツがその才能を示した頃、日本においてもITバブルが生じ、数々の名物社長が台頭して、それまで想像もしなかった新しいビジネス、新しいワークスタイルが定着し、今に至っているではないか。

失われた30年だったから上手くいかないのも不遇なのも「みんな同じ」なんですよと。
規則を守って目立ちすぎず、周囲と歩調を合わせて暮らすことが美徳とされるこの国では「失敗するより何もしないほうがいい」と謂わんばかりに、人々は皆でうつむくことで安心するのかもしれない。そして稀に登場する「挑戦しようとする者たち」をもその場に留めようとする。
経済格差、学力格差、ジェネレーションギャップ。あってはならないかのように問題視されているけれど、資本主義のこの国で様々な格差があるのは当たり前ではないのだろうか?

さて、あなたはどうだろう。
皆と横に並んで目立ちすぎず、出しゃばらず、遅れずにいたら安心だろうか。
それとも挑戦者になり、やがて成功者として、はみ出してみたいだろうか。

私たちデジタルデンは、未来をつかもうとする誰かの支えになるために「挑戦者たちの電脳書斎」とキャッチコピーを改めて、この春の再始動を迎えた。それは私たちにとっても「新しい挑戦」の始まりであり、きらびやかな未来への、新しい出会いへの一歩なのである。

挑戦者たちの電脳書斎デジタルデン
 代表 三浦 陸