4万部超えベストセラー作家、藤本梨恵子先生に迫る

『人生を好転させる潜在意識の活用法』で毎週金曜にデジデンにご登場いただいている藤本梨恵子先生。梨恵子先生初のご著書『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』明日香出版社は、4万4千5百部の重版が決定し(5/30現在)、日本全国の書店でコンスタントに売れ続けるベストセラー本である。

6/13に『なぜか好かれる人がやっている人間関係の習慣』というテーマで、オンラインイベントにゲスト出演する梨恵子先生。今回のデジデン編集部の『聞いた、見た、書いた!』は、ベストセラー作家、【藤本梨恵子】に迫る。

百科事典、Wikipedia、いや、聖書のような本


梨恵子先生のご著書『なぜか好かれる人がやっている100の習慣』を読み始めたとき、筆者は百科事典のようだと思った。調べたいときにサッと調べられるWikipediaのような存在。100個の項目は、話し方・行動・ポジティブ思考などの章別に、それぞれ見開き2ページに収納されている。人付き合いがうまくいかないときは、人付き合いの章の項目を読み返してみれば何らかの答えを得られる。

だが読み進めてるうちに、いや、「これはもはや聖書だ」と思うようになった。百科事典などの事実だけが書かれたものではなく、生身の人間の経験談、発言、例え話がふんだんに盛り込まれている。その生身の人間とは全て、梨恵子先生ご本人か梨恵子先生の親しい方々というのであるから、先生の人間関係の深さを感じる。かつ心理学・NLP・キャリアコンサルタント・カラーセラピストなど多方面の知識とご経験をお持ちの梨恵子先生。1つの項目にも溢れんばかりの知識が盛り込まれ、この本を一冊読むだけで心理学書も、NLP本も、仏教の教えも、聖書の教えも習得できたような満足感を得られる。

難しい言葉は使わずわかりやすい。読んだ後、毎朝本を手にとって、パッと開いたところを意識しながらその日を過ごしたらいいかもしれない。とにかく、爽やかな気持ちに包まれる本だ。

「深い人間関係を築く秘訣」お伝えします

藤本梨恵子先生(以下、梨恵子先生): 6/13の直撃LIVEインタビューのイベントでは「深い人間関係を築くための秘訣」をお伝えしたいな、と思っています。人の心が満たされるのは「数」ではなくて「深さ」なんです。
今ってコロナで人と会えないことが続いて、オンラインが当たり前になって、みんな寂しくないかなって。オンラインって、広く人間関係を築ける便利なものだけど、深さは出せない。

インターネットが普及する前は人との関係は今ほど広くなくて、家族、学校、職場、リアルに会える関係が全て、限られた人しか会えないからこそ関係は深くなった。でも今は、「人に直接会えない」が当たり前になって。人間関係の深さを築くことが分からずに悩んでいる方が多いと感じるんです。

このイベントに参加すると、梨恵子先生の「サイン本」が購入できる。さらにサイン本をご購入いただいた方限定特典として、『藤本梨恵子先生の心理系動画セミナー』視聴権がプレゼントされる。
梨恵子先生が講師として登壇されるのは企業や大学などで、個人向けのセミナーはあまり開催されない。そんな梨恵子先生の心理系動画セミナーを視聴できるのは貴重だ。
イベントの詳細は文末にまとめたので、ぜひこの機会に参加してほしい。

(梨恵子先生のサイン本。先生はアート書が趣味で、サイン時は相手のことを思いながら一冊一冊メッセージをアートするという。世界で一冊だけの本がこのイベントで手に入る)

芸人になりたかったセラピスト


あれ。柔らかいぞ。
こんなすごい本を書かれる梨恵子先生は、きっとカチッとされた方なんだろうな、と思いながらインタビューに臨んだ筆者だが、予想は外れた。
歌うような艶のある声。なによりすごいのが笑顔だ。マシュマロみたいにホワンとして、この笑顔を向けられたら笑顔にならない人は、いない。

梨恵子先生:私の性格を人から尋ねられたら「ご陽気な性格です」ってお答えするんです。『芸人になりたかったセラピスト』なんて名刺を作ったこともあって。笑。芸人になるほど笑いのセンスはないなと早々にあきらめましたが。でも人に楽しんでもらうことが好きで、芸人魂として繋がっているのかなと。芸人さんのYouTubeを見る時間は至福の時です。

繊細な方だとは思うのですが、昔からこんな性格だったと思います。「明るい光を目指さないと死んじゃう!」 って昔からなんとなく思っていたところはありますね。

『死ぬこと以外かすり傷』だった私にガンの告知


梨恵子先生:私、ガンになったことがあって。その時はやっぱり辛かったです。「死ぬわけじゃないから大丈夫」って理論が通じなくなっちゃって「え、私死んじゃうかも?」 なんて状況になってしまったので。

「ガンを患っているとは思えないくらい、明るくしっかりしている」とはよくお医者さんにも言われました。セカンドオピニオンに一人でシャンシャン訪ねて、メモを片手に先生を質問責めにしていましたから。

手術直前まで仕事を続け、あまり周囲にもご自身がガンであることを話さなかったという。
この方はどうしてこんなに強いのだろう。

梨恵子先生:病気になる前から心理学を学んでいたから克服できたのだと思います。怪我に備えてお家に救急箱を用意していたような感じですね。あとは本。本に助けられました。「いろんな条件が重なって、今の状態がある。今までの生活での悪い条件をやめていけば、きっと快方に向かう」という考えに至ったのは、あるお坊さんの本を読んだから。周りに同じ病気の人がいるわけでもなくて、そんな時に相談できる相手の一人が本でした。そう考えると、本の存在って大きいですね。

その時も「明るい光を目指さないと死んじゃう!」 って思ったんです。いつまでもネガティブな気持ちでいたら、治るものも治らない、健康になるためには健康な人から学ぼうって思って。そこからマクロビを3人の先生から学び、今では趣味でSNSにお料理を投稿したりしています。

芸人になりたかった関西のマザーテレサ

・マザーテレサの名言
(世界平和のために何をしたらいいかと聞かれ)
「帰って家族を大切にしてあげてください」と言った。

最後に梨恵子先生の将来の夢を伺った。

梨恵子先生:ある会のメンバーの方で、「僕は世界平和に関することだけやろうと決めたんです」という方がいて。その方、無職なんです。ご家族もいて。で、海を守る活動とかされて、ご飯は漁師さんに食べさせてもらったり、お家に住まわせてもらったりしているんですって。大根もらったり。
初めてお話を伺ったときはびっくりしたけど、その志ってすごいなって思うんです。

筆者:芸人さんでそういう方いそうですね。

梨恵子先生:働きたくないとかじゃなくて、世界平和のために身を捧げるってすごいと思う。私は紛争地域に行くことなんてできないけれど、心理学などで人の心が穏やかになれば、イジメやケンカが減っていけば、世界平和につながるんじゃないかなと思うんです。
心が穏やかになって、小さな紛争がなくなっていけば、やがては大きな紛争が無くなることに繋がるんじゃないかと思って。

それが本を書くことであったり、大学でお話しをすることであったり。可能な手段で実践し続けていきたいと思います。

この方は、まさに関西のマザーテレサだ。芸人志望だったなどとふんわりお話ししながら、小さな紛争が無くなることに日々尽力している。ご自身の病も、心と向き合うことで克服された藤本梨恵子先生。「深い人間関係を築くコツ」を会話の中で気づかせてくださったようで、対談後、ずっと前から梨恵子先生と親しくさせていただいていたような感覚に心が満たされていた。

《イベント概要》

Catch the Wave by ONBA 直撃LIVEインタビュー6th
日時:2021/6/13(日)20:00〜   無料
テーマ:『なぜか好かれる人がやっている人間関係の習慣』
ゲスト:ベストセラー著書 藤本梨恵子先生


本記事は「作家たちの電脳書斎デジタルデン」編集部作成、2021年6月1日掲載記事を転載したものです。内容・状況などは記事作成当時のまま掲載しています。

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